ぼさっとしているSORAI

子どもと走り回って考えた 文章練習ブログ

叱るのはひとりだけ

放デイにくるような子は

やっていい事と悪い事の区別がつきにくい

わからない子がいるわけです

 

明らかに叱られるような事をしても、注意する支援員はひとりだけです

 

明らかに悪い事をしてるので、自分も一言言いたくなる

 

でも我慢我慢・・・

 

2対1 3対1なんて多勢に無勢

子どもはでかい大人になんか言われたら怖いのです

自尊心を傷つける叱り方はいかんと佐々木正美先生も言っています

 

追い詰められると子どもは頑なになります

もともと頑固なのにさらに頑なにしては

何のために注意したのかわかりやしません

 

叱る人とフォローする人とのチームプレーで計画的にやりましょう

一人二役なんてできやしません

子どもだって混乱します

さっきまで鬼のように怒ってたのになんだこの人って

 

頭ごなしにギャンギャン言って

かわいくないわねこの子とか言わないでください

子どもがかわいくなるようにフォローしてあげてください

 

ムカつきたいという煩悩

 

 

 

 

日頃気になっていることに、奪い取るようにおせっかいをして

感謝の言葉もないのかと怒っている気持ちがあった。

自分がやりたいからやっただけ。

そういう行動原則で生きることがとてもいい。

しかし何かをするとき、もしかして感謝されちゃうかもなぁ

という淡い期待を抱いている自分がいる。

そんな自分がすごく嫌いだ。

 

自分がやりたいからやっただけと、心に思い直して気を引き締める。

俺はルールを守っているから、守らないやつのことが気に入らないと

常にイライラしている人間たち。

 

 この本で私が気になったことは「ムカつきたい」という煩悩のエネルギーであろう。

 

とにかく何かにムカつきたい。安全圏から正義の味方をやりたい。

気に入らないと言いたい。

報道記者のような、お前何様的な特権意識を持って快感を貪りたくなる。

心の中の裁判官が有罪と叫んでいる。

周りから見るとめんどくさい人に自分もなっている。

SNSやらを見回してけしからんと怒り

テレビを見て怒り

新聞を見て怒り

燃料を自ら探して燃やしている感さえある

 

真偽も確かめず伝聞の伝聞のような記事を見て怒り

グダグダと愚痴を垂れる。

 

他人を羨んで腐ったり惨めな気持ちになっている時

何であんなに気持ちいいんだろう。

あいつなんかより俺のほうが貧困だよって

貧乏合戦してる時、気持ちいでしょ。

 

 怒りやルサンチマンをエナジーにして燃やすと周りから人が逃げていく。

 助けてくれる、応援してくれる人がいなくなる。

 何でも自力で解決しなきゃいけな人生はスーパーハードモードを選択することだ。

 

ムカつきたいという煩悩は自身を焦がす業火である。焼かれて死ぬのは自分だ。

 

 

情報ノートに書く項目を増やす

 最近一冊ノートを使って書きなぐっている。

その日の睡眠時間、食べたもの、読んだ本

日頃、思ったこと、仕事でうまくいかなかったこと。

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

 

 そこにもう一つ加えていいかなと思う項目が増えた。

 

超一流の雑談力

超一流の雑談力

 

 アマゾンkindle 読み放題サービスで読んだ本に

その日行った雑談の記録を取るということが書いてあった。

 

SSTでも「どんなことをどんな場面でどう困ったか」

という舞台設定がないとやりにくい。

 

雑談に苦手を感じている日頃の課題をあぶり出し

どのような試みを行ったか、それに対する反省を行うというようにトレーニングをする。

 

失敗している自分を思い出すのは辛いし気恥ずかしい。

恥ずかしいし辛いから忘れる。あの時なんか辛いことがあった

 

思い出せないけど、雑談は嫌いだ。

というようなことになって反省しようがない。

雑談の記録をとって行動と反省を繰り返してみようと思った。

アマゾンkindle読み放題

アマゾンkindle読み放題が始まった。

この本に千円以上出すのはなぁ・・・

本屋に平積みされているビジネス書を見ながらそう思っていた。

月980円でその平積みされているビジネス書の一部が読める。

ついでに小説も読める。

こりゃ美味しいということで、すぐに飛びついた。

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

 

 

タイトル一本釣りのビジネス書に1500円払うのは、もうこりごりだけど

なんか読みたくなっちゃうんだよなぁ

そんな欲望に答えてくれて嬉しい

 

読書をしなきゃと意識高く、やる気にあふれ

読者のおもいを一字一句読取らねばと

何か初々しい気持ちとともに読書を始める。

 

筆者は、そんな気持ちに冷水をかけていただける。

 

真面目に頭から読んでも無理だぞ

上級コースを滑って転んで複雑骨折だ

と言った意識高い系への戒めだ

 

読書は、送迎の道を覚えるのに似てる。

利用者の家から、でっかい国道や県道に出る道を覚える。

 

興味のある部分をまず押さえないと、頭に地図を描けない。

 

白い模造紙に地図を書いていくような要領でスタートとゴールを

明確にする。

 

読書も同じなんだと気付かされた。

正直に真正面から挑まなくても得意な、分かりやすい場所から

わかったところから、パズルのピースを置くように読書したほうがわかりやすい

 

意識高くなったって、いきなり岩波文庫君主論を読めるわけないので

マンガで読破君主論でも読んでからでもいいじゃん

 

と言ったような攻略法で一段を登る前に

一段の半分の補助階段をつけるような感じで登っていく

 

 

君主論 (まんがで読破)

君主論 (まんがで読破)

 

 「何時間も頑張るぞ」ではなく15分の細切れの集中の方が良い

これも意識高い系への戒めである。

苦行を乗り越える「修行」が自分を磨くと言ったらそんなことはない

 

ボクシングのチャンピオンが10ラウンドで相手に勝つために

細かいジャブやレバーブローを入れるように

勝つための戦略としての一冊である。

子どもとの関係性を作る

放課後等デイサービスの子どもたちは言うこと聞かないの?

と言われました。

そりゃそうでしょう。


週に二日か三日しか来ない場所

数時間しか時間を共にしない人

何でそんな人の言うことを聞かなければいけないのでしょう。


「お前誰なんだよ偉そうに」

 

発語がなくても目と表情で訴えてきます。

 

なめられちゃいかんと権威的に振る舞えば

戦いの始まり。戦ってはいけません。

大人だから偉いなんて思い上がりです。

 

子どもが困ってどうしていいかわからずにいるとき、わかりやすい支援ができるように

一緒に遊び、どんなことが得意か、苦手かを観察する

 

この人面白い遊びをしてくれる

この人といると落ち着くなぁ、なんかうまくいくなぁ

何ヶ月もかけて、この関係性を築きます。

 

先輩職員は魔法を使って子どもを操っているのではありません

子どもが行動しやすい、受け入れやすい促し方をしているのです

 

子どもは、感情をダイレクトに揺さぶってきますから

正面衝突しないように、イライラしたら、一度深呼吸

子どもとの生活を楽しむことを忘れないで