ぼさっとしているSORAI

子どもと走り回って考えた 文章練習ブログ

アマゾンkindle読み放題

アマゾンkindle読み放題が始まった。

この本に千円以上出すのはなぁ・・・

本屋に平積みされているビジネス書を見ながらそう思っていた。

月980円でその平積みされているビジネス書の一部が読める。

ついでに小説も読める。

こりゃ美味しいということで、すぐに飛びついた。

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

 

 

タイトル一本釣りのビジネス書に1500円払うのは、もうこりごりだけど

なんか読みたくなっちゃうんだよなぁ

そんな欲望に答えてくれて嬉しい

 

読書をしなきゃと意識高く、やる気にあふれ

読者のおもいを一字一句読取らねばと

何か初々しい気持ちとともに読書を始める。

 

筆者は、そんな気持ちに冷水をかけていただける。

 

真面目に頭から読んでも無理だぞ

上級コースを滑って転んで複雑骨折だ

と言った意識高い系への戒めだ

 

読書は、送迎の道を覚えるのに似てる。

利用者の家から、でっかい国道や県道に出る道を覚える。

 

興味のある部分をまず押さえないと、頭に地図を描けない。

 

白い模造紙に地図を書いていくような要領でスタートとゴールを

明確にする。

 

読書も同じなんだと気付かされた。

正直に真正面から挑まなくても得意な、分かりやすい場所から

わかったところから、パズルのピースを置くように読書したほうがわかりやすい

 

意識高くなったって、いきなり岩波文庫君主論を読めるわけないので

マンガで読破君主論でも読んでからでもいいじゃん

 

と言ったような攻略法で一段を登る前に

一段の半分の補助階段をつけるような感じで登っていく

 

 

君主論 (まんがで読破)

君主論 (まんがで読破)

 

 「何時間も頑張るぞ」ではなく15分の細切れの集中の方が良い

これも意識高い系への戒めである。

苦行を乗り越える「修行」が自分を磨くと言ったらそんなことはない

 

ボクシングのチャンピオンが10ラウンドで相手に勝つために

細かいジャブやレバーブローを入れるように

勝つための戦略としての一冊である。